芝居の稽古が続いている
実話をもとにした物語
とても強くて大きくて優しくて悲しい物語
どの物語に関わってもそうなのだけど
今まで関わってきた物語の中でも
一、二を争う程の痛みを伴う
今年に入ってからの芝居はずーっとそう・・・な気がする
「稽古場では泣かない」
泣いてうまくなるなら誰でも泣くんだ・・・と随分昔に聞いた
とある演出家さんの言葉に
そりゃそうだ、と賛成してから
いつもそれは守ってきている
はずだったが
今年の作品たちはダメだ
涙が勝手に流れるんだ
それでも前回まではなんとか
こそこそと泣いてきたんだ
今関わっている作品はダメだ
強くて
大きくて
残酷で
優しい
涙が勝手に流れてくる
この涙を呑み込めるようになったとき
この物語に寄り添えたらと
今は願い
稽古を続ける